この度、ものづくり補助金の採択を得、小物製品をターゲットとした全自動曲げ加工システムEG-6013ARを導入しました。(平成31年2月12日、取得財産転用決定)

製造現場における安全要求は、急速に高まりを見せています。ベンディングマシンによる曲げ加工も同様で、より安全な作業改善が必要とされています。当社はこの安心安全確立のため設備導入を決定しました。

当社における作業工程の課題は、複雑な形状製品の対応を手作業に頼っている「曲げ工程」がボトルネックになっており、結果として前工程のパンチプレス工程の自動化が活かせない状況にあります。そのため、「複雑な形状に対応した曲げ加工技術の対応」「品質の安定性・安全性の向上」「生産性・効率性の向上、低コスト化」を実現するためには、「曲げ工程」の改善が必要不可欠な課題になっています。

複雑形状の小物加工について生産性向上をはかるため、まずはボトルネックとなっている「曲げ工程」の自動化をはかることです。今回導入予定の全自動板金曲げ加工システムは、データベースから加工対象になる立体面を選択し加工条件を決定すると、ロボット動作が自動で作成されます。よって、ティーチング作業が不要で、どの部所でもプログラムを作成することが可能になります。

また、曲げ作業に最適化した専用ロボットで、これまで加工困難だった複雑形状の小物製品の加工が可能になります。今回の全自動板金曲げ加工システム導入により熟練工に頼ることなく、高速化かつ高精度加工が可能になります。

EG-6013ARは安全性のみならず、高速・高生産性、精密小物曲げ加工、省スペースのコンセプトをもっています。周辺装置の小型化や、後述するロボットによる金型交換の効果も含め、設置スペースは従来の半分以下に削減されています。さらにロボットアームが改善され、ケーブル保護構造により、干渉することなくベンディングマシンの中までロボットアームを挿入することが可能となっています。

これにより、従来に比べワークのつかみ替え回数を半数程度に減少させることが可能となり、加工時間は従来比約20%(最大約40%)程度削減されております。